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Sakura Knoll
2022-04-30 07:36:21 +09:00
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</characters>
<story>
<scene background="bg.jpg" id="0">
@@ -43,11 +43,11 @@
<text>建物や車は無惨な形へと姿を変え、次から次へと黒煙に呑み込まれては、吐き出されている。</text>
<text>時折見え隠れする炎はまるで神経質なダンスを踊っているかのように、パッと空高く舞い上がったと思いきや、すぐさま地面に急降下をする。</text>
<text>次の瞬間、四角い何かが爆発で空に吹き飛ばされ、激しい音を立てながらお前の前に落ちてきた。</text>
<text remark="next">それはひっくり返ったT-54、占領軍最強の戦車の一つだった。</text>
<text remark="next">それはひっくり返ったT-54、占領軍最強の전차の一つだった。</text>
<remark>
<p class="article-text-h">注:</p>
<p class="article-text">「T-54」(この「T」はキリル文字で「te」と読む)はソ連が設計した中戦車。1947年から量産が開始された。その後、T-54とその姉妹型T-55はあっという間にワルシャワ条約機構各国の装甲主力になった。</p>
<p class="article-text">さらに多数の国に輸入され、20世紀後半に発生したほぼすべての武装衝突に使われている。T-54/55は歴史上最も多く作られた戦車とされており、その数は十万輌にも上る可能性がある。</p>
<p class="article-text">「T-54」(この「T」はキリル文字で「te」と読む)はソ連が設計した中전차。1947年から量産が開始された。その後、T-54とその姉妹型T-55はあっという間にワルシャワ条約機構各国の装甲主力になった。</p>
<p class="article-text">さらに多数の国に輸入され、20世紀後半に発生したほぼすべての武装衝突に使われている。T-54/55は歴史上最も多く作られた전차とされており、その数は十万輌にも上る可能性がある。</p>
</remark>
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</scene>
@@ -114,7 +114,7 @@
<text>バルコニーの手すり、</text>
<text>機械の部品、</text>
<text>T字型の鉄骨、</text>
<text>変形した自動車や戦車</text>
<text>変形した自動車や전차</text>
<text>そして、フェンスから剥がれた鉄条網。</text>
<text>そのバリケードの上には、数体の■■な■■が吊るされている。</text>
<text>■■は両腕を伸ばし両手を開いていた。まるで、その硬くなった■■で何かを守ろうとしているかのように。</text>
@@ -179,16 +179,16 @@
<speak chara="weltNoFace">じ、地震?나はそれでケガでもしたのか?</speak>
<speak chara="einNoFace">いや、君が想像しているものとは違う。揺れはそれほど大きくなかった。ボストンでも怪我人はいないだろう。</speak>
<speak chara="weltNoFace">じゃあ……。</speak>
<speak chara="einNoFace">エイダの余震モニタリングによれば、震源地はニューヨーク市街地、マンハッタン一帯のはずだ。</speak>
<speak chara="einNoFace">에이다の余震モニタリングによれば、震源地はニューヨーク市街地、マンハッタン一帯のはずだ。</speak>
<speak chara="weltNoFace">マンハッタン?そこって……。</speak>
<speak chara="einNoFace">ああ……エジソンたちが作業している場所だ。</speak>
<speak chara="einNoFace">ああ……에디슨たちが作業している場所だ。</speak>
<speak chara="einNoFace">でも……。</speak>
<speak chara="einNoFace">……一番心配なのはそれではないんだ。</speak>
<speak chara="einNoFace">君が倒れたと同時にエイダがわずかな間、故障したんだ。</speak>
<speak chara="einNoFace">君が倒れたと同時に에이다がわずかな間、故障したんだ。</speak>
<speak chara="einNoFace">彼女のセルフチェックの結果、高周波のエネルギーパルスによって異常が引き起こされたらしい。</speak>
<speak chara="weltNoFace">エネルギー……パルス?</speak>
<speak chara="einNoFace">ああ。</speak>
<speak chara="einNoFace">たちがよく知っている電磁パルス……。</speak>
<speak chara="einNoFace">たちがよく知っている電磁パルス……。</speak>
<speak chara="einNoFace">しかし馴染みがなく、恐ろしいもの……。</speak>
<speak chara="einNoFace">……崩壊パルス。</speak>
<speak chara="weltNoFace">なっ……。</speak>
@@ -209,13 +209,13 @@
<text>役立たずが目を覚ました後……何が起きたのか、彼女に詳しく説明してもらおう。</text>
<text>しかし、崩壊パルスのせいで気を失ったということは……役立たずの身体が不安定になっているのだろうか。</text>
<text>……いや、今はそんなことを気にしている場合ではない。</text>
<text>イヤホンからは、エイダがまだ通話を試み続けている音が聞こえる。</text>
<text>イヤホンからは、에이다がまだ通話を試み続けている音が聞こえる。</text>
<text remark="next">おそらく先ほどの電磁パルスのせいで、各種番号が全て通信不能な状態になってしまったのだろう。</text>
<remark>
<p class="article-text-h">注:</p>
<p class="article-text">電磁パルスの影響範囲内では、電力システム、電子デバイス、集積回路等、保護されていない電子機器、或いは電線につないであるものは全て修復不能レベルの損傷を受ける。トランジスタに比べ、電子管(真空管)は電磁パルスの攻撃を受けにくい——ただし、これも電子管そのものだけである。</p>
</remark>
<text>エイダと接続するために特別な強化を施していなかったら、おそらくこのWS No.88も電磁パルスによってショートする運命を避けられなかっただろう。</text>
<text>에이다と接続するために特別な強化を施していなかったら、おそらくこのWS No.88も電磁パルスによってショートする運命を避けられなかっただろう。</text>
<text>情報の麻痺は、社会の麻痺を意味している。</text>
<text>まさか、私にこのまま訳も分からずニューヨークまで運転しろっていうの?</text>
<text>お願いだから、どこかの番号に奇跡的に——</text>
@@ -232,7 +232,7 @@
<hide position="center" />
<speak chara="yuriNoNameNoFace">聞いたことないわけないですよ!すごい、やっと頼りになる人と連絡がつきました!</speak>
<text>電話の向こうに立つ青年は感動のあまり叫びだし、続いてしきりに謝ってきた。</text>
<speak chara="yuriNoFace">す、すみません……私の名前はユーリー・アームストロング、今日は夜勤なんです。</speak>
<speak chara="yuriNoFace">す、すみません……私の名前は유리・アームストロング、今日は夜勤なんです。</speak>
<speak chara="yuriNoFace">突然、地震やら停電やら、電話も繋がらなくなるし……だからベルが鳴って感動してしまって……。</speak>
<speak chara="yuriNoFace">あ、そうそう……お二人とも「緊急問い合わせリスト」に名前があるんです。だからお会いしたことはなくても、お二人の名前はよく知っているんです……。</speak>
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@@ -248,8 +248,8 @@
<hide position="center" />
<speak chara="yuriNoFace">え……どうと聞かれましても……。</speak>
<speak chara="yuriNoFace">規定でそのように定められていますので……。</speak>
<speak chara="yuriNoFace">……私たち特別連絡オフィスも、エジソンさんの提案を見た大統領が署名し作られた特別条例なんです。</speak>
<speak chara="yuriNoFace">もっと言えば、リストの1番目は大統領閣下、2番目はエジソンさん、3番目はプランクさん、4番目は——</speak>
<speak chara="yuriNoFace">……私たち特別連絡オフィスも、에디슨さんの提案を見た大統領が署名し作られた特別条例なんです。</speak>
<speak chara="yuriNoFace">もっと言えば、リストの1番目は大統領閣下、2番目は에디슨さん、3番目は플랑크さん、4番目は——</speak>
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<speak chara="teslaNoFace">もういいわ。大体分かったから。</speak>
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