diff --git a/public/novels/duriduri/ko-KR/xmlDurandal/ch3.xml b/public/novels/duriduri/ko-KR/xmlDurandal/ch3.xml index 61c4409a..4b1aaffd 100644 --- a/public/novels/duriduri/ko-KR/xmlDurandal/ch3.xml +++ b/public/novels/duriduri/ko-KR/xmlDurandal/ch3.xml @@ -1,536 +1,537 @@ - - - - - - - - - 「量子の海」は、本物の海ではない。 - それは特定の星に属さず、また水のような液体で構成されたものでもない。 - 事実上、それは「一つの宇宙」の「礎石」ではなく、あらゆる可能性の世界の「媒質」のようなものである。 - 我々は、三次元または四次元の数学的概念でそれの構造を完全には描けないが—— - しかし、あらゆる次元や法則によって展開される様々な宇宙を、一つひとつの「世界の泡」だと想像することはできる—— - ——そういった比喩的な意味では、「量子の海」はそのあらゆる「世界の泡」を収容する「海」である。 - ……もちろん、それを海ではなく浴槽と思ってもらっても支障はない。 - 「量子の海」を構成する「エーテル」は、その「ゆらぎ」の中で様々な「膜」が形成され、これらの「膜」は「世界の泡」に進化する可能性がある。 - 既知の通り、三次元の泡は二次元に近い球面を形成する。 - それら「世界の泡」は、「エーテル浴槽」が所有する全ての11次元に対しても、その受け継ぎにはそれぞれ取捨選択がある。 - たとえば、我々がよく知る「宇宙」とは、人類が認識できる4つの次元と7つの余剰次元、そしてあらゆる定数が日常経験と合致する「膜」である。 - オットー主教の言う「アンカーポイント」とは、それらの「膜」を「世界の泡」にする機会、または特殊構造を指している。 - 二つの「膜」の「類似性距離」が十分狭い時、それらは互いに影響をし始める——たとえば物質の交流などだ。 - 一般的に、物質は「比較的小さい膜」から「比較的大きい膜」に行くのは容易だが、逆だとかなり難しい—— - ——こうして、「比較的小さい膜」は構造的に退化が発生しやすくなり、さらに多くの「膜」に影響されやすくなる。 - そして最終的には、「投影」と呼ばれる特殊な「膜」が生まれる。 - 「投影」では、他の「膜」の影響を受けたエリアだけが存在し続ける——一方、他の空間は消えてなくなる。 - 例として、「カレドニア号」が今いる「世界」は、まさに幾つかの性質が類似した「膜」が共有された「投影」である。 - だからこそ、ビアンカたちはもう一つの世界から来た「船長・シェイクスピア」の客人となった。 - - - - - …… - ………… - ……………… - - - - - - - ああ~、もうッ!こんな訳の分からないことばかり考えても仕方ありません! - - - あっ…… - - い、いたんですね、リタ。 - - - 島の難民たちは落ち着きました。 - - 海賊たちは苦言を呈しておりましたが、艦内に皆様が休める場所を作ってくれました。 - - ……とはいえ、少なくともしばらくはベッドでゆっくりと休むことは難しそうですね。 - - - それでいいんです、船に乗った方も、助けることに同意した方も、文句は言えないはずですから。 - - それにあのミゲルおじいさんがいます。雰囲気が最悪になるようなことはないと思います、そうでしょう? - - - ええ、そうですね。 - - …… - 実は、ビアンカ様のそういったところにいたく感心をしておりました。 - - - えっ?そういったところ? - - - いつも瞬時に判断を下し、躊躇うことなく実行に移すところです。 - - - ははっ…… - - でも昔、孤児院にいた頃、カウンセリングの先生にこんな風に言われたことがあります—— - - - 「もうっ!この馬鹿!少しは頭を使ってから行動できないの!?」 - - あと—— - - - 「そんなすぐ信用しないで!もう少し頭を使いなさい!」 - - ——誰もが思う欠点は、あなたからすると貴重な長所に変わるものなんですね? - - - ふふっ、長所に変わったわけではありません。 - - ——適度な無鉄砲は、躊躇いや優柔不断、責任から逃れるためにすべきことをしない人よりずっとマシだと思っています。 - - - ……最後のそれは——そんなひどい戦乙女はどこにもいないと思いますよ?無論、あなた自身のことじゃないのも分かっていますからね。 - - - ふふっ、真面目にビアンカ様を褒めようと思っただけです。 - - - ほ、褒めるだなんて…… - - - ……これじゃ、完全に先手を取られてしまいました。 - - 逆、完全に逆ですよ! - - - ……逆、ですか? - - - …… - - - - - はい、これ……プレゼントです。 - えっと…… - ……17歳、お誕生日おめでとうございます、副官さん。 - ……あっ、ありがとうございます。 - こ、これは「リヴァイアサン」の牙で適当に作ったものです。 - ……へ、変でしたら、捨てても構いませんから。お金にもなりませんし。 - ほ、本当は夜、お休みの時に渡そうと思っていましたが……一応今日、私の代わりに戦ってくれたお礼も兼ねて…… - ……で、でも、数時間くらいフライングしても平気ですよね?そうですよね? - - - …… - - もちろんです。ビアンカ様からいただいたプレゼント、必ず大切にいたします。 - - - - - - - - - - そ、そんな大袈裟なものじゃないから! - - - ふふふ……照れなくてもいいですよ、ビアンカ様。 - - - - て、照れてませんからッ! - - あっ……ごめんなさい。お、大きな声を出すつもりはなかったんです…… - - - ふふ、分かっていますよ、ビアンカ様。 - - ですが…… - ……どうして私の誕生日が明日……3月1日だとご存知だったんですか? - ……私は……誰にも言っていないはずですが? - - - ……ハハハッ、それはあの主教様があなたを「売った」からですよ。 - - リタ・ロスヴァイセ、1995年3月1日生まれ—— - - - おっと…… - - いいところを邪魔してしまったかな。 - - - い、いいところ?そ、そんなんじゃありません…… - - - - ……コホン。 - - とにかく、自己紹介の時にも言ったけど、この世界の「ヨーロッパ」は「封鎖されている」状態にある。 - - - ええ、他の世界から流れついた難民が増えてきています。これも「ヨーロッパ」の統治者と関係があるかもしれないと言っていましたね。 - - - ああ、あんたたちにこれについて「直接的な証拠」を見せるとも言った—— - - ——ちょうど今、それを見るのに適した場所に着いたところだ。 - - - ……? - - - 「ヘラクレスの柱」、「ターリクの山」、「世界の最果て」、さまざまな名で呼ばれる地—— - - ——ジブラルタルさ。 - - - ……!? - - - ……ジブラルタル?? - - 私たちが出発した場所は、カナリア諸島とマデイラ諸島の間の大西洋じゃありませんでしたか? - - - そうだよ、嘘はついていない。 - - - じゃあ、あなたの言うことが正しいとなると、出発してたった4時間で、私たちは1000キロ以上離れた場所まで移動したことになります—— - - - ——この骨董品のような潜水艦で?100ノット以上のスピードを出したと? - - 半分の半分の25ノットでも、時速50キロメートル以下です——そんな嘘みたいな話、ありえません! - - - ハハハハッ!戦乙女というのは地理に関しても一流なのかい? - - そうさ、この「カレドニア号」は今、5ノットのスピードで前進中だ——うん、普通の人が走るスピードくらいかな。 - - - じゃあ—— - - - まあまあ、落ち着いて。 - - 「カレドニア号」の速力は決して速くない、けど抜け道がないとは限らないだろ? - - - ……どういうことですか? - - - 副官“先生”が言ったことはまだ覚えているかい?ここの全ては外部の世界の「投影」だと、彼女はそう考えている。 - - しかし、「投影」は本物を100%再現できるわけではない。たとえば、この世界にはここで生まれた「人類」が存在しないんだ。 - - ……つまり、この世界には外の世界と異なった自然現象が存在するのも頷ける話だろう? - - - ……いったい、何が言いたいんですか? - - - この海を航海してみたところ、超高速で流れる深層海流が至る所に分布しているのを発見したんだよ。それを利用すれば、「カレドニア号」は水面下を高速で移動することができる。 - - この潜水艦を海底でサーフィンするサーフボードだと考えれば理解しやすいかな。 - - - 超高速の深層海流……どうしてそんなものが? - - - ……知らないよ。漁師に台風の原理を説明しろと言うのと同じで、無理な話さ。 - - とにかく、副官“先生”の話によると、それはこの世界特有の自然現象だ。まあ、その裏に何か「深い理由」が隠されている可能性もあるかもしれないが。 - - - …… - - - ともあれ、ジブラルタルの岩は嘘をつかないからね。 - - 「カレドニア号」は、もうすぐ海面へ出る——目を凝らして見てみるといいさ。 - - - - - …… - - 本当にジブラルタルですね…… - - でもあの壁——あのエネルギーウォールは、いったい何なんですか!? - - 海岸線を丸ごと囲んでいます! - - - ——正確に言うと、あれはヨーロッパ大陸全土を丸ごと囲んでいるんだ。 - - 「アスガルドの壁」……北アフリカに逃げた人々は、あの化け物をそう呼んでいる。 - - 彼らの話によると、あのエネルギーウォールは100年前に出現したらしい。最初はとある陥落した都市を囲むだけだったが。 - - しかし、あれはどんどん外へと広がり、ゆっくりと、だが確実に新たな壁を増やしていった。山を越え、川を越え、人の住めないエリアを作り出していったよ。 - - あと数年もしたら、地中海と大西洋は断絶されるだろうね。 - - ジブラルタル海峡は、イギリス海峡よりも流れが速い……けど、あの巨大な壁を前にすれば、それも時間の問題だった。 - -

注釈:

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地中海と大西洋との断絶は実際に起きた出来事である。下記の内容は《地中海は沙漠だった―グロマー・チャレンジャー号の航海》から引用したものである。

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***地中海の歴史***

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2000万年前、地中海はインド洋と大西洋を繋ぐ広い海路だった。約1500年前、アフリカ大陸とユーラシア大陸の衝突と中東で発生した造山運動につれ、現在の地中海の原型にあたるテチス海とインド洋の海路は中断された。当時、テチス海と大西洋を繋ぐ二つの狭い海路——南スペインのベティック回廊と北西アフリカのリフィーン回廊のみが残されている。海水の流れが徐々に止まると、底生生物やプランクトンも死から逃れられなくなる。塩分危機を免れた種族は進化繁殖し続ける。二つの海路が閉じた後、テチス海は塩湖化しながら縮小もしくは完全に干上がったため、この海面下3000mの中新世の「死の谷」にいる動植物はどんどんいなくなる。ジブラルタル海峡は土手のように、干上がった地中海と大西洋の間に横たわり、大西洋から流れ込む海水を中断した。500万年前の鮮新世初期、この土手から海水が流れ込み、裂け目を通って、巨大な滝を作った。このジブラルタルの滝の水量は毎年平均40000km³、それはヴィクトリアの滝の100倍、ナイアガラ・フォールズの1000倍の水量である。しかしこれほどの滝でも、干上がった地中海を元に戻すには100年以上必要になる。それはなんと壮観な景色なのだろう!

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メッシニアン塩分危機の時代では、海水が海峡を越えると、動物もそれと共に押し寄せるが、溶解されたイオンが塩分として沈殿すると、動物たちはまた死んでいく。しかし、洪水が氾濫する度に新たな動物の時代が始まる。鮮新世初期のジブラルタル海峡は十分狭く深かったため、大西洋からの冷たい海水は滞りなく新たに誕生した地中海に流れ込むことができた。しかし、歴史は繰り返すと岩芯は私たちに教えてくれた。今、ジブラルタル海峡は浅くなり続けている。いつか、ジブラルタル海峡は再び大西洋と地中海の砂漠を隔てた地峡となるだろう。

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この話はあまりにも摩訶不思議ではあるが、しかしそれは私とレイン、シーダによる岩芯の分析データを元に推論した結果である。もちろん、この大胆な意見はたくさんの人に疑われるだろう。しかし、質問と答えによって構成されたやりとりは結局、このパズルゲームの中で新たなピースをめくることに過ぎないのである。

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- - ジブラルタルは、昔かなり重要な貿易拠点でしたのに、まさかそのまま廃れていってしまうとはね。 - - 対岸のタンジェ、セウタ、それとテトゥアンはいつまで持ちますかしら。 - - テトゥアンは、レイラさんの故郷だからね。 - - - …… - - 質問してもいいですか? - - - もちろん。 - - - あの「アスガルドの壁」は……崩壊エネルギーによって構成されているのですか? - - - 副官“先生”の観測だと、そういうことになるらしい。 - - 「断面の平均エネルギー密度は約1000HW/m、触れると即死する」——彼女が使う専門用語はよく分からないが、とにかく恐ろしいものだよ。 - - - ……それなのに、「崩壊獣」の出現はなかったんですね? - - - ほうかいじゅう?なんだい、それ? - - - 鉄仮面さんが言ってた「魔物」のことですよ。 - - 「壁」の周りに、そういったものは出現していないのですか? - - - うん、ないね。 - - でも「アスガルドの壁」に直接触れるのが致命的なのには変わりないよ……故郷から離れるのを拒んだ難民たちが、煙のように消えてしまったのがその証拠さ。 - - - 煙のように消えた…… - - どうやら、高濃度の崩壊エネルギーの他に、別のエネルギーが作用しているようですね…… - - - ……いつかの私は、手段を手に入れたことで、その全てを変えられると思っていた。 - - でも、自分なら大丈夫、運も味方していると高を括り過ぎていたんだ。だから—— - -
- - - ——この剣は、こんな風に壊れてしまった。 - それは……宝剣ですか? - ……壊れているようには見えませんが。 - ……それは、あんたがまだこれの真の姿を見たことないからさ。 - - - - - 「愛剣よ、汝(なれ)まことにいたまし!」 - 「この身棄つる今となりては、もはや汝のこと案ぜず。」 - 「幾多の戦、汝によりて戦場に制し、幾多の土地を広々と戦いとれり。」 - 「陽に映えて、汝はかくも輝く、炎と燃ゆ!」 - 「その七色の柄の中、聖遺物あまたあり。」 - 「勇敢の赤、自信の橙、博愛の金、善良の緑、活力の青、理性の藍、高貴な紫!」 - 「汝はこの世で最も鋭い刃なり、いともめでたき勇士こそ、汝を長らく手にはせる!」 - 「——その名の通り、ドゥリンダナ、強き、長久の刀剣よ。」 - - - - - とにかく、この剣はもう使えないから、あんたにあげよう! - ま、待ってください! - 壊れたものを私に渡してどうするんですか!? - それに「ドゥリンダナ」という名前……どこかで聞いたことあるような気がします……その過度な演出も余計怪しいです! - - - - - - まあ、そのなんというか…… - - その剣を無理やり使おうとしたら…… - 何か契約違反を犯してしまったみたいでね、この剣が持つ特殊な力を全て消し去ってしまったみたいなんだよ! - - - あなたね…… - ……まさか私たちの力を借りて、この剣の力を取り戻そうというつもりじゃないでしょうね。 - - - ああ、まさにその通りだよ。 - - - あのね、こんな訳の分からないことに私たちが素直に頷くとでも思ってるんですか!? - - - ……だって、副官“先生”による「戦乙女」への見解によると、あんた、もしくはリタこそがこの武器の「真の主」の可能性が高いらしくてね。 - - - ……どういう意味ですか? - - - この「ドゥリンダナ」が真の力を発揮する時、「主」の素質をこの剣が見定めるらしい。 - - 勇敢、自信、博愛、善良、活力、理性、高貴。 - - この七つの特徴を全て満たしていないと、剣の力は消えてなくなり、地の果てで七つの宝石となる。 - - - ……どこかのおとぎ話ですか。 - - - では、良いことを教えてあげよう—— - - 「カレドニア号」の船長は、先ほどアフリカ大陸の最西端にあるサルム川で「勇気の宝石」を回収し、剣の柄に再び赤の装飾を復活させた—— - - ——これでもまだ、ただのおとぎ話だと思うかい? - - - …… - - - 握ってみるといいさ。残り六つの宝石がどこにあるかそいつに教えてもらおう。 - - - - - - - 剣を受け取った瞬間、少女の脳裏には異様な感覚が訪れる。 - 驚きの中、彼女は目を閉じ視覚を遮断する。そうすることによって、脳裏に浮かんだ映像をより鮮明なものにしようとした。 - - - - - そして、彼女は六つの景色を感じる—— - 吹雪の中に咲く花。 - 舞台の上で輝くアイドル。 - 火山と雪嶺に囲まれた不思議な都市。 - 砂漠の辺境にある宇宙センター。 - 雨林の中で宝石のように青く輝く鍾乳洞。 - 荒れ果てた島、岸辺にそびえ立つ石像。 - ——そして、これらの景色とは関係なく…… - ……何の根拠もないが、真の力に目醒めたその剣は、この世で最も鋭き刃になると少女は感じた。 - 相手が何であろうと、ケーキを切るようにいとも容易く切断する優れた武器だと。 - ……いや。 - ……根拠がないわけではない。 - ……一瞬だけ、無敗の戦士が戦場でどのような気持ちを抱くのか、少女は感じることができた。 - それは今の自分が求めていいものではないと、彼女ははっきりと分かる。 - 神経が引き締まる。 - 鳥肌が立つ。 - 冷や汗が止まらない。 - - - + + + + + + + + + 「양자의 바다」는 일반적인 의미의 바다가 아닙니다. + 특정 행성에 속하는 것도 아니고, 물 같은 액체로 된 것도 아닙니다. + 어느 「단일 우주」에도 속하지 않는 「초석」, 모든 세계로 이끌 수 있는 「매개」라고 하는 게 맞을 겁니다. + 솔직히, 3차원이나 4차원의 수학 개념만으로 완전하게 설명하는 건 불가능하겠지만—— + 그렇다고 해서 서로 같거나 다른 법칙을 가진 천차만별의 우주들을, 각각의 거품 속에 담긴 세계, 이른바 「거품 우주」라고 상상해 보는 게 불가능 하지는 않을 겁니다—— + ——이러한 비유적인 의미에서, 「양자의 바다」는 그 모든 「거품 우주」를 수용하는 「바다」와도 같은 존재입니다. + ……음, 욕조라고 생각하셔도 괜찮겠네요, 이쪽이 더 이해하기 쉬우시다면요. + 「양자의 바다」를 구성하는 「에테르」가 파도처럼 오르내리는, 한마디로 「변동」하는 와중에 자연적으로 다양한 「막」들을 만들어내고, 이 「막」들 중 일부가 「거품 우주」로 진화하게 될 가능성을 가지게 됩니다. + 우리가 3차원의 비눗방울이 2차원의 구면과 비슷하다는 걸 잘 알듯이, + 이러한 「거품 우주」들은 「에테르 욕조」의 모든 11개 차원으로 이어져나가 각각의 「선택」을 가지고 있습니다. + + 예를 들어, 우리가 잘 알고 있는 이 「우주」는 일종의 "무한히 펼쳐진 4개의 차원과, 유한하게 수축하는 7개의 차원, 그리고 일상적으로 반복되는 다양한 상수들"을 가진 「막」이라는 거죠. + 그래서 당신의 오토 주교가 말한 「앵커 포인트」는, 아마 「막」을 「거품 우주」로 안정화 시키는 우연한 사건, 혹은 특수한 구조체를 의미할 것입니다. + 두 안정적인 「막」의 「유사성 거리」가 충분히 가깝다면, 그 둘은 서로에게 영향을 주기 시작하겠죠——물질이 오고 간다거나. + ——일반적으로 「작은 막」에서 「큰 막」으로 가는 건 쉽지만, 그 반대는 어렵습니다—— + ——그렇기에, 「작은 막」은 구조적으로 다른 「막」의 영향을 쉽게 받아 퇴화되어버리기 쉽습니다. + 결국, 이는 「투영」이라는 특별한 「막」을 형성하는데, + 이 「투영」은, 다른 「막」의 영향을 받는 안정적인 구역에만 남아있는 존재로——그 이외의 공간은, 형체를 잃고 사라져 버립니다. + 예를 들어, 「칼레도니아호」가 위치한 이 「세계」는, 비슷한 성질을 가진 여러 「막」들로부터 생겨난 「투영」입니다. + 그렇기에, 다른 세계에서 오신 여러분이, 또 다른 세계에서 온 「셰익스피어 선장」의 손님이 될 수 있는 겁니다. + + + + + …… + ………… + ……………… + + + + + + + 아 진짜! 이런 뜬구름 잡는 소리를 해봐야 뭘 어쩌라는 거야! + + + 아…… + + 있었구나, 리타. + + + 섬의 피난민분들은 이제 진정하시는 것 같아요. + + 해적분들이 잔뜩 불평하시긴 했지만, 결국 다들 모두가 쉴 수 있도록 공간을 낼 수 있게 도와주셨으니까요. + + ……그러고 보니, 앞으로 며칠간, 대부분의 사람들이 침대에서 편하게 쉬긴 어렵겠네요. + + + 괜찮아. 배에 새롭게 탄 사람이나, 이들을 구해주기로 동의한 사람들이나, 더 이상 뭐라 하긴 어려울 거야. + + 게다가, 미구엘 할아버지도 함께하고 계시고, 분위기가 더 나빠지진 않을 거야, 안 그래? + + + 아, 그건 그렇네요. + + …… + 사실, 전 비앙카 님에게 정말 감탄했어요. + + + 어? 나한테 감탄했다고? + + + 언제나 상황을 빠르게 판단하고, 주저 없이 단호하게 헤쳐 나가시니까요. + + + 음…… + + 있잖아, 내가 고아원에 있었을 때도, 그것 때문에 날 무지 꾸짖던 선생님이 계셨는데—— + + + 「세상에! 이 멍청아! 넌 대체 머리를 쓰기는 하니?!」 + + 라거나—— + + + 「그렇게 쉽게 믿으면 어떡하니! 적어도 한 번 더 생각해 보라고 했지?!」 + + ——누가 봐도 단점인데, 너가 보기엔 이게 갑자기 감탄할 만한 장점이라도 됬다는 거야? + + + 아아. 갑자기 그렇게 되었다기 보다는—— + + ——솔직하게 말해서, 전 망설이거나, 우유부단하거나, 책임을 피하는 것보단 적절한 과감함이 훨씬 낫다고 생각해요. + + + ……저기 마지막에 한 말——대체 그런 허접한 발키리가 어딨다고 그래? 설마 네가 그렇기라도 하다는 거야? + + + 후훗, 전 그저 진심으로 비앙카 님을 칭찬해주고 싶었답니다. + + + 치, 칭찬은 무슨…… + + + ……이거, 또 너한테 선수를 빼앗겨 버렸네. + + 완전, 완전, 반대로 됐다고! + + + ……반대로? + + + …… + + + + + 자, 이거……선물이야. + 저기…… + ……17살 생일 축하해, 부관씨. + ……아, 고, 고마워요. + 그, 그냥 「레비아탄」의 이빨을 적당히 깎아봤어. + ……조, 좀 이상한 거 같으면, 버려도 괜찮아. 비싼 것도 아니니까. + 워, 원래는 오늘 밤에 주려고 했었는데……네가 오늘 날 위해 싸워준 것에 대한 보답을 겸해서…… + ……어, 어차피 몇 시간 좀 일찍 해도 나쁘지 않잖아? 그치? + + + …… + + 그럼요. 비앙카 님의 선물, 소중히 간직할게요. + + + + + + + + + + 그, 그렇게까지 소중히 간직할 필요는 없잖아! + + + 우후후……부끄러워하지 마세요, 비앙카 님. + + + + 누, 누가 부끄러워한다는 거야! + + 어……미안해, 소, 소리까지 지를 생각은 없었는데…… + + + 알고 있답니다, 비앙카님. + + 그런데, 한 가지…… + ……어떻게 제 생일이 내일……3월 1일인 걸 알고 계셨나요? + ……저는……아무에게도 얘기한 적이 없는 걸로 아는데요? + + + ……하하하하, 당연히 주교님이 널 나에게 「팔아넘겼으니까」. + + 리타·로스바이세, 1995년 3월 1일생—— + + + 엇…… + + 내가 뭔가 좋은 시간을 방해한 거 같네. + + + 조, 좋은 시간? 뭐, 뭐가 좋은 시간이라는 거야…… + + + + ……흠흠. + + 여하튼 내가 좀 전에 자기소개 할때도 얘기했지만, 이 세계의 「유럽」은 「봉쇄」 상태야. + + + 그래, 다른 세계에서 흘러들어오는 난민들이 점점 늘어나서, 「유럽」의 통치자들이 이에 대응하기 위해 그랬을지도 모른다고 얘기했었지. + + + 맞아. 그리고 그때 내가 「직접적인 증거」를 보여주고 싶다고도 말했었지—— + + ——지금의 이곳이야말로 가장 확인하기 좋은 장소야. + + + ……? + + + 「헤라클레스의 기둥」, 「타리크의 산」, 「세계의 끝」, 다양한 이름으로 불리는 땅—— + + ——지브롤터. + + + ……?! + + + ……지브롤터?? + + 우리가 출발한 곳은 대서양에 있는 카나리아 제도랑 마데이라 제도의 사이가 아니었어? + + + 맞아. 거짓말 한적 없어. + + + 그럼, 네 말에 따르면 출항한 지 4시간 만에 수천 킬로미터를 이동했다는 건데—— + + + ——이 고물 잠수함으로? 100노트 이상으로 달렸다고? + + 절반의 절반인 25노트, 시속 50km 밑이라고 해도——난 소설 속 얘기라 생각했을 거야! + + + 아하하하! 너희 발키리들은 지리나 교통에도 전문가인가 보네? + + 물론, 「칼레도니아호」는 현재 5노트의 속도로 잠항 중이지——평범한 사람이 달리는 속도라고 보면 돼. + + + 그럼 대체 어떻게—— + + + 진정해, 진정. + + 「칼레도니아호」의 항행 속도가 빠르지는 않지만, 지름길이 없는 건 아니니까. + + + ……무슨 의미야? + + + 우리 일등 항해사 “선생”이 한 말을 기억해? 이곳의 모든 것은 바깥 세계의 「투영」으로 볼 수 있다고 했잖아. + + 하지만 「투영」은 100% 본체가 될 수 없어. 예를 들어, 이 세계에서 직접적으로 태어난 「인류」는 존재하지 않아. + + ……즉, 다른 관점에서 보면, 바깥과는 다른 자연 현상이 있을 수 있다는 것도 충분히 납득할 수 있겠지. + + + ……그래서 말하고 싶은 게 뭔데? + + + 항행 중, 「칼레도니아호」가 심해를 질주할 수 있게 도와주는 초고속 심층해류가 넓게 퍼져있는 걸 발견했지. + + 우리 잠수함이 바다 바닥에서 윈드서핑을 하고 있다고 생각하면, 이해하기 쉬울 거야. + + + 초고속 심층해류……왜 그런 게 있는 걸까요? + + + ……몰라. 어부에게 태풍의 원리를 설명하라는 건, 무리한 부탁일 뿐이라고. + + 어쨌든, 일등 항해사 “선생”의 얘기에 따르면, 이런 독특한 자연현상 뒤에는, 뭔가 「심오한 원리」가 숨어있을 지도 모른대. + + + …… + + + 뭐가 어떻든, 지브롤터 바위가 거짓말할 일은 없으니까. + + 「칼레도니아호」는 곧 수면으로 올라갈 거야——눈 뜨고 잘 보라고. + + + - - …… - - ……確かに、変わった「景色」が見えました。 - それと……隠された……言葉にできないような……巨大な力も感じます。 - - ……本当にこの剣が目覚めたら、きっとあの「壁」をも簡単に壊せるんでしょう。 - - でも、この「ドゥリンダナ」を——「神の鍵」と同じレベルの兵器を——一体どうやって入手したんですか? - - - 拾った。 - - - ……はい? - - - 拾ったのさ。 - - テトゥアンでレイラと出会った時、ちょうど地震が起きたんだよ。 - - こいつは石と共に崖から落ちてきて——幸運なことに、私はその第一発見者となったのさ。 - - - …… - - - ……まあ、あんたがどう思っているかは分からないけど、「ドゥリンダナ」という名前は私が勝手につけたわけではないよ。 - - 初めてこの七色の装飾が施された剣を手に取った時、ある騎士の少女の姿が見えたんだ。 - - カロリング帝国の鷲の紋章の下、彼女は十数人の仲間と共に各地を征戦し、邪悪な魔物や魔人と戦った——そして、月にさえも辿り着いた。 - - - それって…… - - - ああ、ある歴史上の人物と一致するんだ。 - - 伝説の騎士、カール大帝配下第一の猛将——ローランドだよ。 - - 唯一、疑問なのは……私の知っている歴史では、ローランドは間違いなく男だった。勇ましく、全身筋肉で出来ているような男。 - - - ……男!? - - - そうだよ、別に驚くようなことでは—— - - あっ、分かった。あんたたちの歴史では、ローランドは女だった、そうだね? - - - …… - - はい、彼女は歴史上かなり有名で、崩壊と戦った英雄です——戦乙女ではありませんが、彼女を知らない戦乙女はいません。 - - でも、「ドゥリンダナ」とローランドに一体何の関係があるんですか?彼女の剣は「デュランダル」のはず—— - - あっ——! - - - ハハハハッ!気付いたのかい? - - 念のため、もう一つ聞くけど—— - - あんたたちの世界のローランドの聖剣「デュランダル」は、伝説の最後では所在不明になっていないかい? - - - ……はい。 - - 彼女が犠牲になった後、「デュランダル」は行方不明になりました。裏切り者が開戦前にこっそり盗んだという説もありますが—— - - - でもそれは—— - - - - 船長!漂流者がいますわ!「カレドニア号」の針路上です! - - - ちっ、せっかく盛り上がってきたのに—— - - ——でも、人の命が優先だ! - - みんな、また新しい船員が増えるかもしれないぞ!ハハハハッ! - さあ、私についてこい! - - + …… + + 진짜 지브롤터잖아…… + + 그런데——저 장벽, 저 에너지벽은 대체 뭐야?! + + 해안가 전체를 둘러싸고 있잖아?! + + + ——정확히는, 유럽 대륙 전체를 감싸고 있지. + + 「아스가르드의 벽」……북아프리카로 도망친 사람들은 저 괴물 같은 걸 그렇게 불러. + + 저 에너지 벽은 백 년도 전에 나타나, 처음에는 어느 함락된 도시 하나만을 둘러싸고 있었지. + + 하지만, 그때부터 조금씩 커지면서, 꾸준히 새로운 벽이 늘어났어. 이는 점점 산을 넘고, 강을 건너, 사람이 살 수 없는 구역을 계속해서 넓혀나갔지. + + 몇 년이 더 지나면, 지중해와 대서양은 단절되어버리고 말 거야. + + 물론 지브롤터 해협이 영국 해협보다 훨씬 물살이 세긴 하지만……어차피 벽에 의해 단절되는 건 시간문제겠지. + +

주:

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지중해와 대서양과의 단절은 실제로 일어난 일이다. 아래 내용은 《Challenger at Sea: A Ship That Revolutionized Earth Science》에서 인용한 것이다.

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***지중해의 역사***

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2000만 년 전 지중해는 인도양과 대서양을 잇는 넓은 바닷길이었다. 1500여 년 전 아프리카 대륙과 유라시아 대륙의 충돌과 중동에서 발생한 조산운동으로 현재 지중해의 원형에 해당하는 테티스해와 인도양의 해로는 단절되었다. 당시 테티스해와 대서양을 잇는 두 개의 좁은 바닷길——남스페인의 베틱 회랑과 북서아프리카의 리핀 회랑만이 남아 있다. 바닷물의 흐름이 서서히 멈추면 저서생물과 플랑크톤도 죽음을 피할 수 없게 된다. 염분 위기를 모면한 종족은 계속 진화 번식한다. 두 해로가 닫힌 후 테티스해는 염호화되면서 축소 혹은 완전히 말라붙었기 때문에 이 해수면 아래 3000m에 존재한 마이오세의 「죽음의 골짜기」에 있는 동식물은 점점 사라지게 되었다. 지브롤터 해협은 둑처럼 메마른 지중해와 대서양 사이에 누워 대서양에서 흘러드는 바닷물을 막았다. 500만 년 전인 플라이오세 초기 이 둑에서 바닷물이 흘러들어와 갈라진 틈을 통해 거대한 폭포를 만들었다. 이 지브롤터 폭포의 수량은 매년 평균 40000km³, 이는 빅토리아 폭포의 100배, 나이아가라 폭포의 1000배에 해당하는 수량이다. 그러나 이 정도의 폭포라도 메마른 지중해를 원래대로 되돌리려면 100년 이상 필요하다. 얼마나 장관스러운 경치인가!

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메시나절 염분 위기 시대에서는 바닷물이 해협을 넘어가면 동물도 그와 함께 몰려오게 되지만, 용해된 이온이 염분으로 침전될 경우 동물들은 다시금 죽어가게 된다. 그러나 홍수가 범람할 때마다 새로운 동물의 시대가 시작된다. 플라이오세 초기의 지브롤터 해협은 충분히 좁고 깊었기 때문에, 대서양으로부터의 차가운 바닷물은 막힘없이 새로 탄생한 지중해로 흘러들어올 수 있었다. 그러나 역사는 되풀이되고 바위는 우리에게 가르쳐 주었다. 지금 지브롤터 해협은 계속 얕아지고 있다. 언젠가 지브롤터 해협은 다시 대서양과 지중해의 사막을 사이에 둔 지협이 될 것이다.

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이 이야기는 너무나 이상하긴 하지만, 그러나 그것은 나와 레인, 시더의 바위 분석 데이터를 바탕으로 추론한 결과다. 물론 많은 사람들이 이 대담한 의견에 대해 의심을 가질 것이다. 그러나 질문과 대답으로 구성된 주고받기는 결국 이 퍼즐 게임 속에서 새로운 조각을 가져오는 것에 불과할 것이다.

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+ + 지브롤터는 예전엔 정말 중요한 무역 거점이었는데. 이렇게 버려지게 될 줄은 전혀 몰랐어요. + + 반대편의 탕헤르, 세우타와 테투안이 얼마나 더 버틸 수 있을까요? + + 테투안은 라일라 씨의 고향이야. + + + …… + + 뭐 하나 물어봐도 돼? + + + 물론. + + + 「아스가르드의 벽」……붕괴능 때문에 생겨난거야? + + + 우리 일등 항해사 “선생”의 측량에 따르면, 그렇다고 해. + + 「단면의 평균 에너지 밀도는 약 1000HW/m, 직접 닿으면 즉사할 수도 있습니다」——내가 모르는 용어들을 쓰고 있지만, 어쨋든 무서운 것 같아. + + + ……그럼, 「붕괴수」가 나타난 적은 없었나요? + + + 붕게애수? 그게 뭐야? + + + 그 철가면이 말하는 「마물」이야. + + 「벽」 근처에서, 그런 마물이 나타난 걸 본 적 있어? + + + 아니. + + 하지만 「아스가르드의 벽」에 가까히 가는 건 자살행위야……자신들의 고향을 떠나길 거부한 난민들이 재가 되어 날아가 버리면서 이를 증명해 줬어. + + + 재가 되어버린다니…… + + 고농도의 붕괴능 뿐만 아니라, 다른 형태의 에너지도 작용하고 있나 보네요…… + + + ……한때는, 뭔가 방법이 있을 거라 생각해서, 상황을 바꿔보려고 이것저것 시도해 봤지. + + 하지만, 그때는 내 운을 너무 과신했었어, 그래서—— + +
+ + + ——이 무기가 이런 꼴로 망가져버리고 말았지. + 그건……보검? + ……아무 문제 없는 거 같은데? + ……그건 네가 이것의 진정한 모습을 못 봐서 그래. + + + + + 「아, 용감한 무기여, 어찌 이리 불행한가!」 + 「이제는 쓸모가 없지만, 사람들은 여전히 널 사랑하고 있노라.」 + 「고대의 용사들이 널 사용해 수많은 승리를 거두었듯이, 새로운 주인인 우리들도 도망이나 치는 겁쟁이가 되지 않길 바라네!」 + 「아, 이 태양 아래, 어찌 이리 반짝이며, 아름답고, 성스러울 수 있는가!」 + 「형형색색 빛나는 자루, 모두가 바라왔던 신성한 보물——」 + 「붉은색의 용맹함, 등색의 신념, 황금색의 박애, 녹색의 선량함, 청색의 활력, 남색의 냉정함, 자색의 고귀함!」 + 「그대는 세상에서 가장 날카로우며, 불결함을 단칼에 심연으로 보내나니.」 + 「——그대의 이름은, 두린다나, 그 무엇도 그대를 부술 수 없고, 그 무엇도 그대의 상대가 되지 못하리라.」 + + + + + 하여튼, 이 검은 이미 망가져 버렸으니까, 너에게 줄게! + 자, 잠깐만! + 왜 망가진 걸 나한테 떠넘기는 거야?! + 「두린다나」란 이름은 어디서 들어본 거 같은데……그리고 그런 주문 같은 걸 외우니까……엄청 수상해 보이잖아?! + + + + + + 어떻게 설명해야 하지…… + + 내가 억지로 한번 써보려 했는데…… + 뭔가 계약을 어기기라도 한 탓인지, 이 무기의 특별한 힘이 전부 사라져버리고 말았어! + + + 너…… + ……설마 우리를 이용해서 그 힘을 되찾게 하려는 거야? + + + 맞아, 말 그대로야. + + + 야! 왜 우리가 이런 터무니없는 일에 동의해 줄 거라 생각하는 건데?! + + + ……일등 항해사 “선생”의 「발키리」에 대한 이해에 따르면, 너 혹은 리타가 이 무기의 「진정한 주인」일 가능성이 높기 때문이야. + + + ……무슨 소리야? + + + 이 「두린다나」가, 진정한 힘을 발휘하려면, 자신의 기대에 부합하는 「주인」을 찾아야 한다고 해. + + 용맹, 신념, 박애, 선량, 활력, 냉정, 고귀. + + 이 일곱 가지 중, 하나라도 모자라는 점이 있다면, 검의 힘은 사라지고 일곱 개의 보석이 되어 세상의 끝과 끝으로 흩어져 버리게 돼. + + + ……무슨 전래동화도 아니고. + + + 그럼 하나 더 알려줄 게—— + + 「칼레도니아호」의 선장이 아프리카의 서쪽 끝, 살룸 강에서 성공적으로 「용맹의 보석」을 회수했더니, 자루에 붉은 고리가 다시 나타났다고 한다면—— + + ——아직도, 전래동화처럼 들려? + + + …… + + + 한번 잡아봐. 남은 여섯 개의 보석이 어디 있는지 이 녀석이 너에게 알려줄 거야. + + + + + + + 자루를 잡는 순간, 소녀의 머릿속에서 시각과는 다른 감각이 느껴지며 뭔가가 보이 시작했다. + 놀라워하는 와중에, 그녀는 눈을 감고 다른 감각을 차단해 최대한 많은 장면을 기억하려고 노력했다. + + + + + 총 여섯 개의 광경이 보인다—— + 폭설 속에 피어오른 꽃. + 무대 위를 빛내고 있는 아이돌. + 화산과 설산에 둘러싸인 이상한 도시. + 사막 가장자리에 있는 한 우주센터의 발사대. + 우림속에서 빛나는 보석처럼 바닥이 보이지 않을 정도로 깊어보이는 동굴. + 해안가에 쓰러져 가는 석상들이 서 있는, 황폐한 작은 섬. + ——그리고, 이런 광경들과는 별개로…… + ……아무런 근거도 없이 믿기 시작한다. 진정한 힘에 눈을 뜬 이 검은 이 세상에서 가장 날카로운 것이 될 것이라고. + 상대가 무엇이든, 케이크를 자르듯이 간단하게 베어버릴 것이라고. + ……아니다. + ……근거가 없는 게 아니다. + ……그 순간, 소녀는 전장을 앞둔 무적의 전사의 마음가짐을 아무런 여과 없이 있는 그대로 느낄 수 있었다. + 그것이 지금의 자신에게 기대하기엔 무리라는 것도, 그녀는 충분히 잘 알고 있었다. + 피부가 팽팽해지고 있다. + 머리털이 거꾸로 솟아오른다. + 식은땀이 멈추질 않는다. + + + + + + …… + + ……이상한 「광경」들을 보았어. + 그리고……무언가 숨겨진……말로는 설명하기 어려운……거대한 힘도. + + ……만약 그 힘을 깨울 수만 있다면, 분명 저 「벽」을 파괴하는 건 어려운 일이 아닐 거야. + + 그런데, 이 「두린다나」를——「신의 열쇠」급 병기를——넌 대체 어떻게 손에 넣은 거야? + + + 주웠어. + + + ……뭐? + + + 주웠다고. + + 내가 테투안에서 라일라랑 만났을 때, 지진이 났었는데. + + 이 녀석이 돌이랑 같이 산에서 굴러내려오지 뭐야——내가 처음 발견한 사람이라 망정이지. + + + …… + + + ……뭐가 어떻든, 「두린다나」란 이름은, 내가 지은 게 아냐. + + 내가 처음으로 무지갯빛 장식이 있던 검을 잡았을 때, 한 소녀 기사의 환영을 보았어. + + 카롤루스 제국의 독수리 휘장 아래, 열몇 명의 동료들과, 천하를 정복하고, 세계를 모험하며, 사악한 괴수와 악마에 맞서 싸우며——심지어 달까지 이르게 된. + + + 그 얘기…… + + + 이러한 점들은, 한 역사적 인물과 완전히 일치하지. + + 전설 속의 기사, 샤를마뉴 휘하의 첫 번째 맹장——롤랑. + + 딱 하나 문제가 있다면……내가 아는 역사에선, 롤랑은 당연히 남자였거든. 힘세고, 머릿속도 근육으로 넘칠 것 같은 그런 남자 말이야. + + + ……남자?! + + + 그래, 뭐 문제있어——? + + 아, 알았다. 네가 아는 역사에서도, 롤랑은 당연히 여자였겠지. 안 그래? + + + …… + + 맞아. 그녀는 역사상으로 유명한, 붕괴에 대항했던 대영웅——비록 발키리는 아니었지만, 그녀를 모르는 발키리는 없지. + + 하지만, 애초에 「두린다나」랑 롤랑이 무슨 상관이 있다는 거야? 그녀의 검은 분명 「듀란달」이라 불리긴 했지만—— + + 아——! + + + 아하하하! 이제 알았어? + + 혹시 모르니까, 질문 하나만 더 할게—— + + 너희 세계의 롤랑의 검, 「듀란달」은, 전설의 마지막에 어디로 사라졌는지 소재불명이지 않아? + + + ……맞아. + + 그녀의 희생 후, 「듀란달」은 사라져버렸어. 전쟁이 시작되기 전에 배신자가 훔쳐 갔다는 말도 있긴 하지만—— + + + 혹은 이럴 가능성도 있지—— + + + + 선장! 바다 위에서 표류자들을 발견했어요! 「칼레도니아호」의 항로 바로 위예요! + + + 칫. 재밌게 수다 떨고 있었는데—— + + ——그래도 사람은 구해야지! + + 여러분, 새 선원들을 뽑을 기회가 온 것 같군요! 하하하하! + 다들 저를 따르시죠! + +
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